月が綺麗ですね

声優沼に突き落とされた舞台系ジャニオタの末路。

パンプキンファームのこと②~Kiramuneリーライ'16/10/30夜

 Kiramune Presents リーディングライブ『パンプキンファームの宇宙人』10月30日夜公演のライブビューイングに参加しました。備忘録を残しておきます。ネタバレ満載、とっても自己本位で偏りのある長い感想です。閲覧の際にはご注意くださいませ。なお、台詞は全てニュアンスです。

 

 10月30日夜公演はリーライ大千秋楽、Aチームの公演でした。あらすじは前記事に書いたので省略させていただきます。キャストは、ゴウガイ act 保志さん、シュトルーデル act 浪川さん、パリティービット act 岡本のぶくん、マロン act 良平さん、ガト act 安元さん、砂糖 act 代永さん、でした。

 2チーム観させていただいて、同じ脚本なのにこんなにも違う作品になるのか…と驚きました。Bチームはライブ・イベント感が強かったのですが、Aチームは演劇を観た感覚でした。間の取り方や身体の使い方、声の出し方、キャラの立たせ方、些細なことが作品全体の方向性を大きく変えているように思いました。Wキャストの作品を観たのは今回が初めてでしたが、とても面白かったのでハマりそうです。

 

 AチームとBチームで一番違いが大きく感じたのは、ゴウガイさんです。神谷さんのゴウガイが切れ者の主人公だったのに対し、保志さんのゴウガイは狂言回しでした。胡散臭さや窓際感がある、少し不憫な"自称"敏腕記者という感じで。どちらのゴウガイもそれぞれに良くて、キャスト自身のキャラクターが反映されている感じが面白かったです。劇場に逃げ込んだ場面で、自由に演りはじめちゃったKiramuneメンバーを前にふわふわして、良平さんに「ここの仕切りゴウガイさんにしたの誰!」って言われちゃう保志さん。カーテンコールにて、ぱっぴぃーってやるのにあたふたしちゃう保志さん。演技中の鬼気迫る雰囲気はどこへやら、のかわいさでした。

 安元さんのガトさんは、はまり役でした。どこまでも優しく包み込むのじけんさんのガトさんに対して、安元さんのガトさんは少し厳しそうな雰囲気。嘘と冗談は違うのだ、とパルを叱るシーンが大好きでした。わたしも安元さんに諭されたい。安元さんのお芝居はメリハリが凄いなと改めて思いました。パルが犠牲になったあとの場面、「パルに命はありません」という台詞に重きを置かれていて、込められた感情の強さは、こちらもつらくなる程でした。カーテンコールでは「良平」呼びにきゅんとしました。年下を下の名前で呼び捨てにする安元さんが好きです。

 浪川さんは、演技が上手すぎて引き込まれました。同行したお友達に、浪川さんはシュトルーデルって感じじゃないな~と言った自分を殴り飛ばしたいくらい、そこに居たのはまさしくシュトルーデル父ちゃんでした。序盤から下ネタぶっ飛ばしておられましたけども。いじられるしボケるしぞんざいに扱われるし、でも気迫の演技で、わたしの知っている浪川さんと知らなかった浪川さん、ふたつの顔を拝見できて、魅了されました。カーテンコールでのぶくんにエールを送ってくださったことは忘れません。心があたたかくなりました。

 のぶくんが演じたパルは、やっぱりとっても可愛かったです。のぶくんのパルは、幼くもどこか陰があるように感じられました。会話を通してマロンと心を通わせていく場面が特に好きです。マロンの話し方を真似してみるところ、まさしく子どもでした。のぶくんは身体の使い方が器用なのか、朗読劇でありながらト書き通りに動いておられて、演劇をする姿を観てみたくなりました。劇場へ向かう通路で浪川さんにじゃれていたのは可愛かったです。カーテンコールではエールを受けて、「待っててね」って言ってらして、謝るんじゃなく約束してくれるのは、ファンの皆さんは嬉しいだろうな~と思いました。

 ウィングさんの砂糖は、あざといのなんの。ただの大学院生ではない裏がある感じをプンプンさせつつ、表向きは爽やかなしっかり者で、上手く手玉に取られている気分でした。出番は少ないのに圧倒的な存在感。砂糖は心の揺れが大きい難しい役だと思うのですが、余すところなく表現してらして、さすがだなと思いました。あと女の子なみの喘ぎ、可愛すぎました。「脇の下のぉッ、敏感なところぉ///」って可愛すぎですよねほんとに。客席の沸き方が凄かった。そりゃのぶくんも笑い止まりませんよね。その左手に結婚指輪が見える度、(代永さんの奥さんってどんなメンタルで代永さんの奥さんやってるんだろう…)と不思議でなりませんでした。

 宇宙人マロンを演じた良平さんについては、なんかもう好き、としか…!まずオールホワイトでネクタイで大きめのシルバーのパーカーという衣装がたまらなく好きです。マロン登場時の温度のない感情が入っていない声、たまりません。パルと会話をした後からの、柔らかく優しく幼い声も好きです。空気読めない感じ良かったです。ナレーションの少し甘くて深い声も大好きでした。正直、よっちんパイセンのマロンが圧巻だったので、良平さんのマロンはどんな役作りで来るだろう、とドキドキしていたんです。人間味がありつつも独特の空気感を持つ、とっても素敵なマロンでした。

 パルと会話の練習をする場面で声が出なかったとき、「まだ(感情を込めて話すのに)慣れてないからね」と役に絡めて対処されてたことにきゅんとしました。ゾンビとあっち向いてホイをして、やったあ勝った~ってはしゃいでたの可愛すぎでした。劇場の場面でカメラに向かってウインクかまされたせいで、わりと記憶が飛びました。今回のリーライで、良平さんの演技も声もあざといところも大好きだなあ、と再確認できました。

 

   ライブビューイングではありましたが、初めてのリーディングライブとても面白かったです。アニメよりもキャスト自身が反映されて、演劇よりも自由に世界観を作れる、そんな風に感じました。

   来年も開催されるなら、劇場で観てみたいものです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。