月が綺麗ですね

声優沼に突き落とされた舞台系ジャニオタの末路。

『鱗人輪舞』という舞台~②'16/10/22(12公演目)

 

 どうしてももう一度観たくて、速攻でチケットをとった舞台なんて初めてでした。ということで『鱗人輪舞(リンド・ロンド)』12公演目の感想を書き連ねておきます。例によって、ネタバレ満載、妄想入り交じりのとても自己本位な感想です。ご注意ください。

 

 

 2回目の観劇は前方ブロックの一番後ろ(後ろがすぐ通路の場所)、ドセンでした。またも良いお席。ありがとうございます。2回目ということで、答え合わせと復習のつもりで挑みました。萌えポイントもいくつか発見いたしました。ありがとうございます。ちなみに今回もRエンドでした。

 

 この回で印象に残ったのは、まず、冒頭の群舞です。一度結末を知ってからあのシーンを再度観ると、リンドとロンドの関係が重なって、1回目とは全く違う角度から観られました。

   そして、ロンドが電車から飛び降りた後の、リンドと追跡者のシーン。アクションシーンなんですが、凄く美しくて、リンドの人間離れした身体能力を感じます。追跡者に壁ドン紛いなことをされてその手をゆっくりくぐるところと指で挑発するところは、すごくセクシーでした。尚、上演後キャストトークにて、主宰でリンド役の達也さんが「今までアクションは避けてきたが、20年目にして取り入れてみた」というお話をされていて、なんだかグッときました…!

 この回では、終始、リンドの美しさに魅せられました。「水脈が見えるんだ」の振りが謎めいた感じでとても好きです。月明かりに照らされて舞う姿、泣きそうになりました。リンドは一挙手一投足、全てが美しいんです。そりゃ富豪も「私のリンド」って言いたくなりますよね分かります。

 そんな、いつだって美しいリンドが柄にもなく動揺して走り出す、旧市街が燃えていることに気づく場面。リンドがロンドに執着する理由は、結局わたしには分からずじまいでした。ただ、この場面のリンドの慌てぶりと、鎮火後のロンドとの会話が、ふたりの関係を物語る鍵かな、と思います。「いつだって世界を救えたはず」って、まさしくその通りなんですよね。難しい。愛故に、の一言で片付けていいものなのか、難しいです。

 前後するんですが、列車内でロンドが花を見て「何か思い出せそうな気が…」って言ってるんです。リンドがロンドに執着しているのはこの台詞が関係しているのかも、と思ったんですが、この伏線の回収は一体どこに。Lエンドでしょうか。

 一番心にグッときた台詞は、裁判でロンドが発する「犠牲?じゃ、てめぇらも一緒に死ねよ。」です。この台詞からの、ロンドがセンターになったフォーメーションでのダンスにすごくすごく心を打たれました。迫力があって、緊迫していてしんどくて。

 裁判の最後、リンドが主張している場面。全員の目がリンドに向いている中で、ロンドだけは目を背けているんです。リンドの主張は暗に、殺してくれ、と言っているようにも聞こえるものでした。だからロンドは聞きたくなかったのか、と感じつつ、ここでのロンドの感情はすごく複雑で、ぐるぐると考えてしまいます。

 ダンスで好きなのは、やっぱりデモのシーンです。勢いよく手を合わせる音が響くところだったり、ふらっと迷い込んできたロンドがステップから参加するところだったり、力強くガンガンくるかっこよさが前面に押し出されているところが、『鱗人輪舞』の中では珍しいかなと思いまして。

 

 Rエンドとしては、ロンドの言い訳の場面を引きで観て、圧倒されました。爆発みたいなダンスと投影される文字、伝わってくるのは、後悔と懺悔と感謝。リンドの諦めにも似た優しい言葉がなければ、息苦しさで窒息しそうでした。

 ふたりで逃げる場面は、やっぱりキラキラした表情と伸びやかなダンスで、結末を知っているからこそ、1回目に観たときよりつらかったです。

 もう一度会いたい、と願うロンドに、リンドは見えないはずの鮮やかな花畑を見せます。もうほんと語彙力が無くて申し訳ないんですが、ロンド本当につらい。でも2回目にして、もしかしてこのときロンドは泣き笑いなのかな…と思いまして、少しだけ救われた気持ちになりました。

 

 カーテンコールでは、ロンド役のきんたさんがにこっ、と微笑まれた瞬間を見てしまい、心を掴まれました…!なお、キャストトークについてはきちんとした言葉遣いで書ける気がしないので、箇条書きで失礼いたします。

 

・Tシャツ×裸足×椅子の座り方、だけで何通りもの萌えを見つけられる気持ち悪いオタクですみません

・主演のおふたりが溢れ出る感想を語ってらっしゃってたまらなかったです

・ヒデさんとユーキさんの「それが言いたかった!」「今言ってやってんだろ!!」のやりとり最高でした

・達也さんの\だめじゃん/にきゅんとしました

・「(列車の線路に)石置いた人~?」ってそこで手挙げられる人いたら勇者

・殺陣の話が出たとき「普段メンバー同士で殴り合いの喧嘩してるのでそれを参考にしました」って達也さんがおちゃめな嘘を吐いてらっしゃって、ほっこりしました

・シンジさんとカズさんに笑わせていただきました

・きんたさん「大きい人が、小さい人を、投げ飛ばしたり…大きい人間が小さい人間をぉ、押しつぶしたりするのは~…精神的に痛いです」か わ い い

総評:先程までダークでファンタジックな物語を紡いでいたとは思えない、メンバーの皆さんのトーク、笑顔、仕草。そして、舞台やダンス、作品、役柄への強い思い。ファンになるには十分すぎる時間でした

 

以上です。お目汚し失礼いたしました。

 

 次の記事で、もう少しだけDAZZLEさんと『鱗人輪舞』について語らせてください。一度ここで切らせていただきます。